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ビジネスデータ分析ツールの作成 with Excel

ABC分析[商品別売上高] with Excel 2/2

2.パレート図の作成

Step 11データ範囲の選択

列「商品名」「売上高」および「累積構成比」を選択します(ただし総計部分を除く)。

Step 12グラフ作成(1)

挿入タブ「グラフ」グループの縦棒ボタンをクリックします。

2D縦棒」グループの集合縦棒ボタンをクリックします。

Step 13グラフ作成(2)

レイアウトタブ「現在の選択範囲」グループのドロップダウンリストから系列 “累積構成比”を選択します。

Step 14グラフ作成(3)

デザインタブ「種類」グループのグラフの種類の変更を選択します。

Step 15グラフ作成(4)

「折れ線」グループのマーカー付き折れ線を選択し,OKボタンをクリックします。

Step 16グラフ作成(5)

step 13と同様にして,レイアウトタブ「現在の選択範囲」グループのドロップダウンリストから系列 “累積構成比”を再び選択します。

Step 17グラフ作成(6)

「現在の選択範囲」グループの選択対象の書式設定ボタンをクリックします。

「データ系列の書式設定」ダイアログが開きます。ダイアログの右方,「使用する軸」に2を指定して閉じるボタンをクリックします。

Step 18パレート図の完成

ここまでの操作で下のようなグラフが用意できました。次の工程で少し手を加えます。

Step 19クラス分け(1)

ABC分析の本旨となるクラス分けをおこないます。前頁の設定にしたがい,まず,線グラフの目盛(右の縦軸)上で70%および90%の位置にアテをつけます。そこを始点として線グラフまで水平にたどり,さらに横軸に向け垂直に降下すれば,各クラスの区切り位置が見つかります。もちろん,これは ABC分析表で判断してもかまいません。

Step 20クラス分け(2)・完成

書式設定を施してA・B・Cの各クラスを明確にします。Excelの図形機能やその他ペイント・ドロー系ソフトなどで手を加えてもいいかと思います。

以上でパレート図の完成です。

Step 21クラス(群)の色分けに関する Tips(1)

書式設定にあたり,ときにA・B・Cの各クラスに明確な区別をあたえる目的で,(上図のように)グラフの要素に異なる彩色をおこなって差異を目立たせることがあります。

これに関して,最初に掲げるような一般的な形式の ABC分析表をもとに作成するグラフでは,彩色を一度にほどこすことができません。そのため,グラフがある程度の数の要素をそろえる場合,面倒な作業を強いられてしまうこともあろうかと思います。

以下,こうした場合に負荷を軽減する一案を提示します。

Step 22クラス(群)の色分けに関する Tips(2)

集計対象をクラスごとに分解します。

具体的には,集計対象(ここでは売上列)の右方に 全クラス数-1 列(ここでは3-1=2)をあらたに確保し…

集計対象列の見出しを左からクラス序列の降順で振っていきます。

「A」列の値から,Bクラスに該当する項目を「B」列にドラッグ&ドロップで移動させます。

同様に「A」列の値から,Cクラスに該当する項目を「C」列にドラッグ&ドロップで移動させます。

Step 23クラス(群)の色分けに関する Tips(3)

グラフを作成します。ハイライトの領域を選択し…

挿入タブ「グラフ」グループの縦棒から積み上げ縦棒を選択します(「集合縦棒」では(4系列が横ならびの)複合棒グラフになります。この状態においては,のちに要素の間隔を調整したくなったときなど難点が生じるゆえ,この場合「積み上げ―」の方が好適かと思います)。

……以上の操作で作成されたグラフは,最初からクラスごとに異なる色が充てられているかと思います。

あとは “累積構成比” 系列を線グラフに切り替えるなど通常と同様の設定を加えていきます(Step 13以降の処理)。

その他の参照